マンモグラフィー検査

マンモグラフィ検査は、乳房を挟み圧迫しながら撮影を行う検査です。
乳房を圧迫しながら薄く均一に広げることによって、乳房内をより鮮明に見ることができます。
触ってもわからないような早期の小さながんや、非常に小さな石灰化*をみつけることができます。

*石灰化があるからといって必ずしも悪性とは限りません
乳がんはゆっくりと進み、触診でわかる直径2cmくらいになるまでに約10年かかります。

40代で発見した直径2cmのがんは、30代にはすでに発生しているのです。

マンモグラフィでは、触診ではわからない小さながんを発見できます。

欧米先進国で、乳がんによる死亡率が著しく減少したのは、このマンモグラフィーによる早期発見によるところが大きいのです。
マンモグラフィーによる腫瘤(左)と石灰化(右)

検査機器

当院では、最新鋭のデジタルマンモグラフィ(乳房X線診断)装置
GEヘルスケア製 Senographe Crystal Nova
(セノグラフ クリスタルノヴァ)を設置しています。

この装置は、患者さんができる限り快適な検査を受けられる様に工夫されています。

● 患者さんの不安や負担を和らげる、やわらかなデザインです。

●スピーディな画像表示により、短時間で検査が終わります。

● 質の高い画質で、小病変の描出に威力を発揮します。

また、フラットパネル型デジタルディテクタ採用により、少ないX線量で質の高い画像を撮影する ことができ、高い病変描出能力をもっています。

技術力の高い”女性”スタッフ

当院の医師および診療放射線技師は、NPO法人マンモグラフィー検診精度管理中央委員会による認定試験に合格しております。