短時間で広い範囲を細かく撮影できるCT(MDCT:多検出器型CT)です。小さい病変も見つかりやすく、じっとしていることや息を止めるのが苦手な方にもお奨めです。
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胸部CT
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陰になっている部分や小さい病変もよくわかります。
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①
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②
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③
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④
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肺がん
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肺がん
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①を立体的に表示したもの
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①は大きな血管の影にあり、 レントゲンではわかりにくい
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腹部CT
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骨盤腔CT
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各臓器の形態がよくわかります。内臓脂肪の正確な計測もできます。
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前立腺の病気はPSA(腫瘍マーカー)と組み合わせるとさらに正確な診断が得られます。
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60代女性
胆石
本人は右上腹部にときどき差し込むような痛みを自覚していた。
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50代男性
脂肪肝(○)と内臓脂肪の増加(矢印)
血液検査で中性脂肪が高く、腹囲が85cmを越えている。
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70代男性
前立腺肥大
尿の出が悪く、残尿感がある。
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必要に応じ、(造影剤を使用した)立体表示が可能です。
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内臓脂肪計測
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上半身(りんご型)肥満
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下半身(洋ナシ型)肥満
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平成20年春から特定検診(=通称メタボ検診)が始まりました。
腹囲が男性85cm、女性 90cmを超えた方は「内臓脂肪蓄積」として要注意と判定されます。
でも、↑の図からも判るように腹囲は必ずしも内臓脂肪量を反映しないのです。
自分のお腹の中身を知って、今後の健康管理に役立てましょう!
脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」があります。「内臓脂肪」は、過剰に蓄積すると動脈硬化を進めて脳卒中や心筋梗塞を起こす原点になります。(皮下脂肪優位型の方の動脈硬化リスクは高くありません。)
内臓脂肪の蓄積により「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」などの生活習慣病が引き起こされた状態を「メタボリックシンドローム(代謝異常症候群)」と呼び、脳梗塞や心筋梗塞を発症するリスクが約5倍高くなります。
日本肥満学会では、へその位置の内臓脂肪面積が100c㎡を超えた場合を病気としての「肥満症」と判定しています。検査はCTによるへそ断面の撮影で3分ほどで終了します。この機会に一度、自分の動脈硬化リスクを見つめ直してみませんか。
なお、 この検査は、へそをねらってごく少ない照射量で撮影するので、普通のCT撮影に比べてはるかに安全ですが、念のため対象者は40歳以上の方とさせていただきます。 腹部CTをお受けになる際いっしょに測定するのが、特にお勧めです。
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ご利用料金など |
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項目 |
価格(税10%込み) |
適応とご注意 |
CT |
胸部CT |
11,000円 |
CTは微量ですが、放射線を使用するので、 40歳以上の方、喫煙者、腹部エコーなどで過去に異常があった方などが良い適応です。
いずれの検査も1、2分ほどで終了します。 その後画像確認に数分をいただきます。
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腹部CT |
8,800円 |
内臓脂肪計測 |
3,300円 |
胸腹部CT |
15,400円 |
骨盤部CT |
4,400円 |
画像CD-R |
1,100円 |
ご希望の方には画像をCD-Rに焼いてお渡しいたします。
※WindowsVista・※Windows7・※WindowsME・マッキントッシュには対応しておりません。 |
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